2016年4月より自由化された電力会社ですが皆さんはどうされていますか?
私は2016年10月に切替しました。世間一般では皆さんあまり切替はされていないようですね。
(引用元 電力会社切替記事)
電力会社の切り替え:11/30集計で234万件(全世帯の3.7%程度)
ブロードバンド回線のキャンペーンを渡り歩いたり、ケータイ電話のMNPなどのキャンペーンを活用される方は得意ではないかと思ういます。
私もいろいろなサイトを見て検討しましたがわかりづらい点が多かったので私が切替にあたって検討した際のポイントを書きたいと思います。
目次
最適なプランを検討する。
お住いの地域や電力会社によって取扱が異なってきますが以下分類で見直しを検討されるのがいいかと思います。
完全従量プランか基本料つきプランを選択する。
ほぼお家におられない方などは基本料のかからない完全従量プランがおすすめとなります。およそ月に千円とか2千円程度支払っている方が対象になるかと思います。
それ以外の方は基本料付きプランで問題ないかと思います。
標準プランか夜得プランか昼得プランを検討する。
生活リズムは環境によって変わりますので、基本的に標準プランでいいかと思います。
直感的に夜型生活だと自信がある方などは検討してみてください。
いま契約されている電力会社や電力会社比較サイトでおすすめプランを診断してくれるかと思いますのでご活用ください。
なお、今は受付していないお得なプラン(例:おトクなナイト)にて契約されている方は、既存契約を継続される方が好ましい場合もありますのでご注意ください。
契約アンペアを一応見直す。
電力会社によってはこの区分はないかもしれません。
一般的なご家庭では、30または40アンペア程度で十分ではないかと思います。
それ以上の契約をされていても基本的にはそのまま継続される方がよろしいかと思います。
契約アンペア数を減らす場合は、万が一契約アンペア数を戻す必要が出て来てしまった場合、とても面倒です。
もし減らす場合は、乗換先の電力会社で柔軟な契約変更が可能であるか注意してください。
最適な電力会社を決める。
比較サイトが結構ありますが取り扱っている電力会社が網羅されていないケースが多々あるので複数のサイトでご覧になることをおすすめします。そこで電力会社を絞り込む際に選択するポイントをご紹介します。
契約見直しに掛かる手間がそもそも節約できるコストに見合うかどうか。
そもそも乗換をすべきかの判断をします。
申込みにも色々手続きが必要になってきます。
私が乗換えた中部電力(東京電力エリア)では、東京電力の検針票をもとに中部電力のサイトから必要事項を入力していくだけで、東京電力への解約や工事の手続きなど実際には一切不要でした。
ですが自分で全部理解して納得した上で契約する必要があるのでそれなりに手間暇がかかります。
年間で数千円程度の節約ですので見合うかどうか一度考えてみてください。
また、乗り換え後も以下のような使い勝手が変わります。地味にデメリットになります。
- 検針票兼領収書が見た目が変わるなりWebベースのものだけに変わったりする
- 現在契約中の電力会社のサイトでそれまで蓄積した過去の電力利用状況などの情報が見れなくなる
単純に料金を比較する。
乗り換えをされる場合、検討の最優先にあがるのはやはり料金です。
料金は基本料金と使用電力量ごとの従量課金だけのシンプルな構成です。
月々の節約できる料金はこの2つの料金で決まるのです。
ですので、ここで比較サイトを利用して、ご自身のエリアの現状の料金と実際に節約できる電力会社を比較して候補を絞ります。
実際に比較するとわかりますが、結局のところ、既存の電力会社と同額か少し安いものばかりだと思います。
料金以外で査定する。
最優先は料金ですが、それ以外に発生するデメリットは排除し、メリットを享受できる電力会社を絞り込みます。
囲い込みの優遇措置とデメリットを比較する。
各社、上得意客の囲い込みのため、単なる価格競争に陥らないような優遇措置を打ち出しています。
以下のようなものがあります。
- Tポイントなどの提携ポイントと交換可能なポイントを利用料金に応じて貯めることができるようにして交換したり、電気代の利用代金に充当することができる
- 電力会社やグループ会社のクレジットカードがあると貯まるポイントが増額される
- ガス、電気、光回線をまとめて契約するとセット割引される
デメリットとしては以下のようなものが挙げられます。
- 契約期間に1年間や2年間の縛りを設けている
- セット割引が個別に解約したためわりだかになってしまう
実績と将来性で絞り込む。
電気は生活で欠かせない社会インフラですので仮に電力会社が倒産したとしても停電になるような仕組みではございません。
ですが中には聞いたこともない会社もありますのでサービスがいきなり改悪されるなどは注意する必要があります。
今後の見通しも踏まえて決める。
2017年4月にはガス会社も自由化が始まります。比較的守りが多い既存電力会社もガスとのセット割引などで大規模キャンペーンで攻勢をかけてくるかもしれませんのでもう少し待つのも手かと思います。
最後になりますが、個人的なおすすめです。